ここでは、北欧・南欧風のデザイン住宅について解説しています。
北欧風、南欧風ともに、ナチュラル系の傍系に位置づけられるデザインです。木の温かみを活かし、自然で住み心地のよい設計がその特徴です。
住まいだけでなく、家具や雑貨でも人気がある北欧デザイン。自然の素材感を活かして、温もりを感じるような雰囲気をつくりだします。
基本的にはシンプル・ナチュラルがコンセプトの中心。木材の個性をそのまま活かすことが北欧風デザインの決め手のひとつです。
その背景には、北欧の厳しい冬を室内で快適に過ごすために、あたたかく包み込むようなテイストが生まれてきたという面があるのではないかと言われています。
対して、南欧風デザインは、おだやかなフランス南東部のテイストを醸し出すものです。
レンガやクリーム色の塗り壁、おだやかな青空に映えるようなヨーロピアンカラーがその特徴。内装や家具、調度品にもこだわって、ヨーロッパの香りが感じられる住まいをつくりあげることができます。
シンプルでありながらも素朴過ぎない、あくまで洗練されたシンプルさ。それが北欧デザインの特徴です。
パイン材のナチュラルアン雰囲気を活かした、癒しの空間となっています。
南欧風ならではの、かわいらしい外観の住まいです。
屋根や外壁の色だけでなく、内装にもアーチの入り口やタレ壁を設けることで、全体でプロヴァンスの雰囲気を演出しています。
玄関までは、色鮮やかな花々の咲く小径。クリーム色の塗り壁とレンガ色の屋根瓦が、南仏のテイストを醸し出します。
階段の手すりからポスト、扉まで、ヨーロッパから輸入したものを使い、細部までプロヴァンスの雰囲気にこだわってつくられています。